私立バンコク大学が行う世論調査クルンテープ・ポールが、バンコク50区内に住民登録を行っている有権者1,351人を対象に12日から15日にかけて行った調査で、26.3%の回答者が、29日に行われるバンコク議会議員選挙の際に民主党の候補に入れると回答し、20.4%だったプゥア・タイ党をリードする一方で、44.9%の回答者が未だ投票する候補者が決まっていないと回答していた事が明らかになった。
新政治党の候補者に投票すると回答した者は僅かに3.8%に留まった。
また、95.8%の回答者が29日に議会議員選挙が行われることを知っていると回答し、更に81.9%の回答者が投票に行くと回答したが、9.7%の回答者が、所用がある、地方に出かける、政治に飽きた、バンコク議会議員が何をやっているのか分からない等の理由をあげ投票に行かないと回答した。
クルンテープ・ポールによると、選挙のことを知らない、投票に行かないと回答した者の大半が18歳から25歳の若者だったという。
一方、候補者を選ぶ際に重視する点に関しては、43.4%の回答者がコミュニティー内の問題に対する取り組みに成果があった者と回答し、18.2%の回答者が才能があり広い視野を持っている者、18.0%の回答者が所属政党で選ぶと回答した。
また、選挙委員会の効率性や中立性に関しては、55.4%の回答者が殆どないしは全く信用していないと回答し、44.6%の回答者が多少ないしは非常に信用していると回答した。
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