公共保健省第三地区支部は23日、ナコンサワン、ガムペーンペート、ウタイターニー及びピヂットの4県内7郡をデング出血熱感染拡大警戒監視強化地区(赤色地区)に指定し、当該県内の残りの郡を警戒を要する黄色地区に指定した事を明らかにしました。 赤色地区に指定された郡は、ナコンサワン県内の県都、パイサーリー郡及びガオリヤオ郡、ガムペーンペート県内の県都及びクローン・カルン郡、ウタイターニー県内のタップタン郡、ピヂット県内のバーン・ムーンラナーク郡。 今回の指定は、蚊が繁殖しやすい雨期期間中であること、及び今年に入ってこれまでに該当地区内で1,187人の感染者が確認され、内2人が死亡していることが確認されている事を受けたもの。 尚、全国レベルでは、今年に入ってこれまでに18,682人が感染し、20人が死亡している事が確認されているようです。 今回の指定を受け、第三地区支部は24日に該当県内の保健当局者を招致し今後の対策強化方針について協議を行う他、2週間以内の指定解除を目標に該当地区に於ける蚊の駆除、蚊の繁殖地から10Km以内の地区に於ける殺虫剤噴霧作業等を継続的に実施する方針でいるようです。 デング出血熱(ローク・カイ・ルゥアット・オーク)に関しては、以下のサイトが参考になると思います。 タイ語
http://www.siamhealth.net/Disease/infectious/dhf/dhf.htm 日本語
http://www.pubanzen.mofa.go.jp/info/info.asp?num=2006C158 http://www.nih.go.jp/vir1/NVL/dengue.htm【政治経済の最新記事】
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