タクシン暫定首相の顧問弁護士であるタナー・ベーンヂャティグン氏は23日、24日10時にタイ・ラック・タイ党及び同党党首のタクシン・チンナワット警察中佐を原告とし、民主主義市民連合幹部のソンティ・リムトーングン氏、暫定上院議員のヂュムサック・ピントーン氏等を相手取り総額10億バーツの損害賠償を請求する名誉毀損訴訟を民事裁判所に提訴する事を明らかにしました。 今回の訴訟に関してタナー氏側は、ASTVを通して中継放送されたしたタンマサート大学で行われたセミナーの席上で、被告側が第一次タクシン政権誕生前夜にタイ・ラック・タイ党の一部幹部がフィンランド国内で謀議を開き、王室の影響力を極力排除し、欧米の共和制を模範にした一党独裁体制の設立を目指すとするフィンランド宣言を採択したと事実ではない告発を行った事により、名誉を毀損されたと指摘しているようです。 因みに、タナー君は前回の上院議員選にバンコク選挙区からコッソリ出馬し、残念ながら落選しています。
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