各報道によると、プゥア・タイ党のプロームポン報道官は7日、政府と民主主義市民連合との間で行われたカオプラウィハーン遺跡問題に関する公開討論は、国民の狂信的な愛国心を鼓舞することを意図した、カンボジアとの国家関係という繊細な問題に影響を与えるだけのものであると指摘した上で、政府及び連合側に真摯に問題解決に取り組む考えがあるのであれば、国家的問題として各階層の参加のもとで解決に取り組むべきであると指摘した。
更にプロームポン報道官は、政府は抱きかかえてくれる者がいなければ存続不可能な手をしゃぶっている子供のようなものであると指摘した上で、特にタクシン元首相を追っかけているだけで何もしていない、ビジョンを持たず世界各国から信頼されていないガシット外務大臣が一体何をやっているのか政府は説明するべきであると指摘した。
また、プロームポン報道官は、ウィーラ・ソムクワームキット氏率いる愛国者ネットワークが非常事態宣言施行規則に違反して首相官邸前に集結できた背景に、コネクションがあるデモ隊に対する政府側の二重基準や差別的職務遂行があると指摘すると共に、連合と同様に法的責任を問われている赤服が収監されている中で、連合が集結している会場の壇上に首相が立っても国内和解の実現は不可能であると指摘した。
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