各報道によると、首都圏警察本部は5日、販売目的で麻薬を所持していた容疑で49歳の女をバンコクのラートプラーオ区内にあるガソリンスタンドで4日に逮捕し、麻薬ヤーバー182,000錠、末端価格約36,400,000バーツを押収したことを明らかにした。
女は、1998年にマハーサーラーカーム県労働裁判所の陪席判事を務めた後に工場への労働者斡旋の事業を展開していたが、2005年に経営不振から来る悩みから脳溢血で倒れ事業を継続できなくなり、総額140万以上に及ぶ医療費捻出や生活費を稼ぐ為に麻薬の運搬請負に手を染めてしまったと供述しているという。
女によると、約2ヶ月前に、過去に判事として関わった麻薬案件の被告の親戚である女から紹介されたタイ語の発音が不明瞭なレンなる人物から雇われて、一回あたり2万から3万バーツの報酬で麻薬の運搬を請け負っていたという。
* 逮捕された女と自宅で押収された判事時代のものと思われる肖像
http://www.khaosod.co.th/online/2010/08/12809948021280995371l.jpg
タイの地元新聞を読む