民主党党首のアピシット・ウェーッチャーチーワ氏は21日、10月15日に実施されることが確定したやり直し総選挙には候補者を擁立する方針であることを再確認した上で、あらためて独立機関やマスコミへの干渉を繰り返し、権力を乱用するなど憲法の精神をないがしろにしてきたタクシン体制の完全打倒を目指し闘っていく意向を明らかにしました。 また、現在の選挙委員会委員3人のもとでやり直し総選挙が実施されることに関しては、既に三裁判所から辞職の勧告が為されている、中立性に疑問がある現体制下での実施には問題が起こりえると懸念を表明していました。 一方、民主主義市民連合のスリヤサイ調整役は、あらためてタクシン暫定首相の政界完全引退、タクシン体制の打倒を目指し活動を継続する方針を確認した上で、今後の活動方針を決めるために近々幹部協議を開く方針を明らかにしていました。
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