各報道によると、カンボジア当局に身柄を確保され5日昼前にタイに身柄を送還された、6月22日に発生したプームヂャイ・タイ党本部前爆破事件に関与した容疑で指名手配されていた男女の容疑者は、同日昼過ぎに行われた記者会見の中で反独裁民主主義同盟の会員である事は認めたが、爆破の実行役を雇ったとの容疑に関しては否定した。
身柄を送還されたのはオーことワリーサリーヤー・ブンソン容疑者(女、42)とアーイことゴープチャイ・ブンプロート容疑者(41)で、ワリーサリーヤー容疑者は、既に逮捕されたデートポン・プッタヂョン容疑者に隠れ家を提供したこと及び同容疑者からガイヤーンの行商用のカートを買って欲しいと言われ購入用の金をあげた事は認めたが、同容疑者が爆破を計画をしている事までは知らなかったのだという。
またワリーサリーヤー容疑者は、ある者による裏切りによりはめられたと主張したが、そのある者の詳細については話すことが出来ないとした。
同容疑者によると、カンボジアに滞在中に同盟幹部のアリスマン・ポンルゥアンローン氏を初めとする逃走中の幹部を捜したが見つける事ができなかったという。
またゴープチャイ容疑者によるとシエムリアップのホテルに滞在中に、逃走中の幹部のパーヤップ・パンゲート氏やDJオーン(ラック・チェンマイ51の女性幹部)がロビーで待っていると電話で呼び出され、下に降りたところでカンボジア当局に身柄を確保されたという。
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