タクシン暫定首相は18日、国内和解推進の方向性についてチャート・タイ党党首のバンハーン・シルパアーチャー氏と直接対談する方針であることを明らかにしました。 この発言は、先に国内和解推進の為の仲介人になるつもりはないと発言していたバンハーン氏が、18日朝になって前言を翻し、関係する全ての階層から協力が得られる限りは和解推進の為の仲介人の役割を負う用意があると発言した事を受けたもので、タクシン暫定首相によると、まだ直接バンハーン氏に対談の打診は行っていないと断った上で、20日から27日までバンハーン氏が国外に出ることを考慮して、両者の都合が合うときに直接対談を行う予定であると語っていました。 因みに、両者間にホットラインがあるのではないかと噂されるタクシン暫定首相とバンハーン氏の何れかから時間が合わないとか、その様な話は聞いていないという発言がでた場合は、既に協議済みか、協議日程がフィックス(多くの場合発言があった日)されているケースが殆どです。 尚、バンハーン氏は、選挙委員会委員3人に関しては、既に法的妥当性を失なっており、いまや裁判所のみが選挙委員会委員の権限を行使する事が出来るとするスチョン暫定上院議長の17日の発言を支持する方針を明らかにしていました。
【解散・選挙の最新記事】
新空港調査委、スワンナプーム新国際空港の...ドーン・ムァンが利権の温床になる・・・と...タイ・ラック・タイ党の元候補が前選挙委員...タイでは表現の自由が保障されている・・・...新選挙委員長、本腰を入れて政治改革に取り...タイの地元新聞を読む