各報道によると、チョンブリー県パッタヤー地区の警察当局は6日1:00過ぎ、警察官であると名乗って住宅地内の貸家に住んでいる外国人に難癖をつけ金銭を強請取っていた容疑で33歳と39歳のタイ人の男を逮捕し、麻薬ヤーアイス0.85g、同ヤーバー20錠を押収した。
この逮捕は、4人組の偽警察官が外国人から金品をゆすり取ろうとしているとの住宅地の警備員の通報により実現したもので、4人組の内2人は警察官の姿を見て現場から逃走した。
また、警察は現場の貸家内からヤーバー6錠やマリファナ29gが発見された事を受け、被害者でもあるノルウェー人の男(37)及び恋人のタイ人女(32)、ニューハーフのタイ人男(29)の身柄を確保した。
麻薬所持使用容疑で逮捕されたタイ人女は取り調べに対して、4人組が麻薬取締中の警察官と名乗って現れ、見逃し料として10万バーツの支払いを要求してきたが、持ち合わせが無かった為スキを見て警備員に警察への通報を依頼したという。
女によると、4人組は最初に自分のところに現れ2万バーツを要求してきたが、持ち合わせが無く口封じの為に殺されると思い、その場から逃れる為に同じく麻薬を使用している恋人のノルウェー人宅を捜索した方が良いと4人組に言ってしまったが為に"証人"として友人のニューハーフと共にノルウェー人宅に連れてこられたという。
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