各報道によると、プゥア・タイ党のプロームポン報道官は2日、銃撃態勢に入っている兵士がヂュラーロンコン病院内に潜んでいた事を裏付ける画像を公開した。
プロームポン報道官によると、一枚目の画像は、サンダルを履いた兵士が腰をかがめて銃撃の機会を窺っているもの、二枚目の画像は、緑色の普段着(発言まま)を着た兵士が銃撃の機会を窺っている模様が撮影されたもので、何れもこれを見た政府が病院内に兵士がいなかったと主張する事が二度とできなくなるようなものだという。
一方、同党所属議員で下院公共保健委員会委員長のプラシット・チャイヤウィラッタナ氏は、ヂュラーロンコン病院の入院患者が移送される模様や集中治療室の模様を報じる事を放置した行為が国際基準に反していると指摘した上で、かかる報道が長時間に渡り放映された背景に戒厳令発令の大義名分にしたい政府側の思惑があった疑いがあると指摘した。
プラシット氏によると、3日にヂュラーロンコン病院長、首都圏警察本部第一分署長及びタイ医師会長を召喚し、かかる報道行為を放置した背景について問いただす考えだという。
* 公開された画像
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