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タイ通【 社会 】
投稿日時: 2006-07-13 00:14 2006-07-12 22:14

タグ: [ バンコク ] [ 政治経済 ] [ 地元新聞 ]

連合、市民集会を中止し日本を含む各国大使館へ公開状を提出

 民主主義市民連合は12日、負傷を負われた国王陛下が療養中であることを考慮し14日朝に予定されていた市民集会及び首相官邸へ向けたデモ行進を中止し、代わりにタクシン暫定首相がブッシュ米大統領に宛てに送付した信書に関する真相を記した各国首脳宛の公開状を提出する為に日本を含む6ヶ国の大使館に向かう方針を明らかにしました。  この方針転換は、タクシン暫定首相が6月23日付けでブッシュ米大統領に宛てた信書が一部メディアで公開され、その中に選挙で政権奪取することが出来ない勢力が憲法を超越したあらゆる手段でタイの民主主義を脅かそうとしているとする内容が記されていた事が明らかになった事を受けたもので、民主主義市民連合側は、信書に記された嘘を暴き真相を明確にする為に、アメリカ及びタクシン暫定首相が次期首相指名辞退宣言後の私的外遊で面会した各国首脳に向けた公開状を6ヶ国の大使館に提出する方針でいるようです。  尚、民主主義市民連合のスリヤサイ調整役によると、14日午前中に幹部等が日本、ロシア、中国及びフランス大使館に公開状を届け、その後同日14時にイギリス大使館前、15時にアメリカ大使館前に集まり、公開状を提出すると共に、暫定首相の信書により傷つけられたタイ人の威信を回復する為に信書に関する糾弾活動を展開し、その後ソンティ・リムトーングン氏の公開放送に参加する為にルムピニー公園に向かう予定になっているようです。  一方、今回の方針変更に先立って連合幹部のピポップ・トンバイ氏は、国際社会からタクシン体制が反民主主義的であると取られアメリカ政府側から干渉される事を懸念したタクシン暫定首相が、連合や野党等を反民主主義的な悪者に仕立て己の施政を正当化する為に信書を送ったと非難していました。  また、一部マスコミで公開された信書について聞かれたタクシン暫定首相は、一言「国家の指導者同士が信書のやりとりをするのは普通の事だろ!」と答え後はスラポン君に聞いてと語ってました。。  因みにマティチョンやプーヂャッガーン等の一部メディアによって暴露された(その後政府側が本物であると追認)書状を見ると、タクシン暫定首相が差し出した方では、既に首相では無いにもかかわらず大胆不敵にもタイの首相と名乗り、一方でブッシュ大統領側の返書ではホワイトハウスのレターヘッドを使用して、タイ王国の首相宛と記されているものの、本人は一切大統領等の役職名を使用せず、個人名で記されているところが興味ぶかいです。また、一部報道によると、今回明らかにされた書状とは別に4月16日頃にブッシュ大統領宛に差し出された書状があるとの噂もあるようです。  尚、政府側は、タクシン暫定首相が書状を差し出したのはアメリカだけで、日本等のその他の国の首脳宛には送っていないとしているようですが、これはこれで何故アメリカだけに送ったのかという疑問を抱かせるものになっています。 (タイ時間 13:25掲載 22:15更新)【市民集会の最新記事】
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