11日10時過ぎ頃、南部国境三県域と県境を接するソンクラー県ハート・ヤイ郡内にある操業停止中の自動車関連部品工場内の警備員詰め所内で85歳の男性が両手足を縛られた上で首を切断され殺害されているのが発見されました。死後約6時間と見られているようです。 殺害された男性は、操業停止中の工場の警備に当たるために詰め所内にいたと見られ、また少なくとも2人以上いると見られる犯行グループは、男性を殺害後に工場内に侵入しケーブルや工具等を盗みだし逃走していったようです。 尚、一連の南部における不穏な動きとの関係に関しては不明であると当局側はしています。 一方、11日未明、パッターニー県ノーンヂック郡内で、49歳のイスラム系住民男性が礼拝を終え帰宅の為にバイクで路上を走行中に、バイクに乗った二人組に銃撃され重傷を負い、搬送先の病院で死亡するという事件が発生した他、16時頃には同郡ターガムチャム地区内で砂金の買い付けの為に地区内をバイクで走行中だった32歳と27歳の仏教系住民男性が、それぞれ別の場所でバイクに乗った二人組に銃撃され死亡するという事件が発生しています。
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