14日に集会及び首相官邸に向けたデモ行進を計画している民主主義市民連合のスリヤサイ調整役は9日、タクシン暫定首相のカリスマ発言及び同暫定首相の辞職要求の二つを基本テーマに集会及びデモ行進を行う方針を明らかにしました。 更にスリヤサイ調整役は、タクシン暫定首相のカリスマ発言に対して国民の多くがカリスマ発言は国内で最も繊細な部分に触れた受け入れがたいものであると認識していると指摘した上で、タクシン暫定首相が真に国内の和解を進める意向があるのであれば国王陛下に対して直接許しを請うと共に、タクシン体制を強固にする目的で政治の空白期を悪用し県知事の異動を行うなどの権力乱用行為を即座に止め、同時に既に暫定政府の法定の任期(120日)を終えている事を素直に認め暫定首相及び全ての暫定内閣は即座に辞職するべきであると指摘していました。 一方、タイ・ラック・タイ党関係者が、デモ行進が行われる際に創立記念日を迎える党本部前でも抗議活動が展開される可能性があると指摘している事に関しては、民主主義市民連合の方針としては同党本部前で抗議活動を行う予定は無く、また、戦争を仕掛け敵を作ってきた同党に対して反感を持つ連合とは無関係のグループが党本部前で抗議活動を展開する可能性はあり得るが、仮にあったとしても、これらのグループと連合は一切関係なく、またタイ・ラック・タイ党側も連合と関係していると誤解し喧伝するべきではないと皮肉混じりに語っていました。
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