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タイ通【 政治経済 】
投稿日時: 2006-07-07 01:47 2006-07-06 23:47

タグ: [ 社会 ] [ バンコク ] [ 地元新聞 ]

カリスマ発言問題、支持派とタイ・ラック・タイ党が奇天烈な解釈を披露

 政府支持派の市民パワーネットワーク代表のスラポン・トーウィヂャックチャイヤグン氏は6日、警察に対して元上院議長のミーチャイ・ルゥチュパン氏がサイト上で、先のタクシン暫定首相の憲法を超越した所に存在するカリスマ発言が国王の不可侵性を規定した憲法8条及び不敬罪を規定した刑法112条に抵触すると指摘しているとされる事に関して、その違憲・違法性に関して調査を行うよう要請しました。  更に、スラポン氏は個人的な所感として、先のタクシン暫定首相の発言は国内の偉大な人物に向けたものではなく、むしろ反タクシン派の民主主義市民連合の事を指しているとの認識を示した上で、その発言を拡大解釈し不敬罪に該当すると指摘したミーチャイ氏の方が不敬罪で問われるべきであると指摘しました。  一方、タイ・ラック・タイ党法務担当のスラチャイ・バオヂャンヤー氏は6日、あらためて暫定首相が言及したカリスマは民主主義市民連合と野党連合で、憲法7条規定に基づき暫定首相の地位を欲している人物は民主党のアピシット党首の事を指しているとの解釈を示していたりしています。  スラチャイ氏によると、民主主義市民連合や野党連合にはカリスマ的な徳があり、更に彼らが選挙のボイコットを訴えたり候補者を擁立しなかったことは、まさに暫定首相が指摘したルールに外れる行為に該当するんだそうな。  ところが、支持派やタイ・ラック・タイ党内の賢人の解釈のままでいくと、ブワンサック内閣秘書官長やウィサヌ副首相は、ルールを守らない民主主義市民連合や野党連合の意向を受けて辞職した事になるわけですが、何故か両者とも、その肝心な部分には触れていません。  因みに同じ日に、スラポン暫定政府報道官が、カリスマ発言をネタに抗議活動を展開する事は不安定な政治情勢を煽ることにしかならないとして民主種主義市民連合に対して自制を求めていましたが、政府側から奇妙奇天烈な解釈が飛び出すことも政情不安を煽るということには気づいていないみたいですね。  ということで、最終的にタクシン暫定首相が、「だから、カリスマっていうのはオレのことなんだよ!! これでもういいだろ」と逆ギレ発言をするまで、この問題は尾を引き続けそうです。【解散・選挙の最新記事】
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