私立バンコク大学が行う世論調査クルンテープ・ポールがバンコク在住の1,226人の回答者を対象に行った調査で、41.7%の回答者が集会に飽きており興味がないと回答し、24.7%がどちらとも言えない、19.4%の回答者がフォローしたい位にわくわくする、12.0%の回答者がストレスを感じると回答していた事が明らかになった。
また、47.0%の回答者が集会参加者の一部が過激な手段に出ると回答し、現在の政治情勢を過激化させる元凶に関しては、40.8%の回答者がタクシン元首相と反独裁民主主義同盟、20.4%の回答者が集会に乗じた扇動を計画している第三者をあげ、また、60.0%の回答者が政府及び安全保障当局が過激な情勢を抑え込む事が出来るとは思わないと回答し、46.6%の回答者がたとえ情勢が最悪化してもクーデターによる解決を望まない、19.9%の回答者がクーデターによる解決を支持できると回答した。
一方、集会活動を終結させる最善策に関しては、最も多い39.2%の回答者が議会解散及び総選挙の実施をあげ、23.8%の回答者が政府が任務を継続させる事、8.7%の回答者が政権交代、4.1%の回答者がクーデターの実行をあげた。
しかし、仮に解散・総選挙が行われた後に首相に就任して貰いたい人物に関しては最も多い33.2%の回答者がアピシット首相の名をあげ、23.0%の回答者が誰が適切かまだ分からない、22.1%の回答者がタクシン元首相、7.1%の回答者が中立的な新顔をあげた。
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