タイラット紙によると、19日オランダ国内で同国人の夫と暮らすローイエット県出身の女性(37)が児童・女性権利擁護財団を主宰するパウィーナー・ホンサグン女史のもとを訪れ、ローイエット県内のクリニックで処方された目薬により右目を失明したと訴えた。
女性によると、2003年に目にかゆみを覚えると共に両目が腫れだした為ローイエット県県都内のクリニックで二種類の目薬を処方して貰い、その後夫と共にオランダに住むようになってからも母親に頼んで目薬を送ってもらい使用し続けていたが、昨年になって急に右目が腫れ出すと共に頭痛を覚えるようになった為、オランダ国内の病院で診察して貰ったところ、使用していた目薬の成分であるステロイド剤により右目がほぼ失明状態にあると診断されたという。
その後、急いでタイに帰国し処方した医師のところに行き問いただしたところ、医師側が責任を認めず損害補償の支払いを拒否する代わりに無料での診察を申し出てきた事に納得できなかった為、警察に訴えると共にパウィーナー女史に被害を訴えたという。
女性によると、処方された目薬には警告文や成分表等は一切貼り付けられていなかったという。
* 報道画像
http://www.thairath.co.th/media/content/2010/02/19/630/66081.jpg
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