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　アメリカの連邦検事が、バンコク国際映画祭の開催に絡んで、映画祭の運営権を得たアメリカ人夫婦から180万ドルの賄賂を2002年から2007年にかけて受け取っていた疑惑が持たれていた元タイ政府観光局総裁のヂュターマート・シーリーワン女史及びその娘を19日迄に起訴していた事が20日明らかになった。

　有罪が確定した場合は、最高で20年の刑が下される事になる。

　尚、報道により2人が既にアメリカの司法当局により身柄を確保されていると報じるものと、身柄が拘束されているかについては確認できていないと報じるものがある

　各報道によると、アメリカの検察当局は、これまでの捜査により、ヂュターマート元総裁及びその娘が、アメリカ人夫婦から支払われた賄賂の10%から20%をコミッション名目で現金で受け取ると共にイギリス及びシンガポール国内に口座を開設し残金を受領していた事実を掴んでいるという。

　賄賂を支払ったとされるアメリカ人夫婦は先にアメリカの裁判所から有罪判決を受けている。


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