タクシン元首相は23日、自らのサイト上等で赤服軍団に対して非中立メディアの包囲に事実上のゴーサインを出した事を明らかにした。
タクシン元首相は、タイ国内のメディの非中立性に強い不快感を示すと共にメディアの記者に対して、現在の中立性、率直性を欠いたメディアとは共存が不可能、もっと公正な報道を心がけるべきであると訴えたいとした上で、プノンペン滞在中に面会した、不公正なメディアに対し堪忍袋の緒が切れたと語る赤服の同士から集会開催の際に不公正な報道を展開するメディアの職務状況を見るために当該メディアに立ち寄らせて欲しいと言われた際に、公正な報道を要求する為に行きたいのであれば非友好的な態度をとることなく平穏を旨にして行けばよいと受け応えていたことを明らかにし、事実上赤服軍団による非中立的メディアの包囲を容認した事を明らかにした。
一方、反独裁民主主義同盟幹部のナタウット・サイグゥア氏は23日、一部の同士から非中立メディア前での集会活動を展開したいとの声が上がっているものの、組織としては非中立メディア前での集会活動展開を行う方針を決定していない事を確認した上で、仮に一部の同士がかかる集会活動を展開しても法を逸脱しない限りは国民の権利として容認する考えである事を明らかにした。
また、同じく幹部のヂャトゥポン・プロームパン氏は、年明け後に大規模集会を確実に開催する方針である事を再確認した上で、長期化が見込まれる強硬な集会活動により政府は必ず崩壊する事になるとの考えを示した。
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