昨日未明4時頃、パッターニー県ヤッリン郡マッマンヨン地区内で、小型トラックで現れた約30人の武装集団が仏教系住民の家屋二件に向け銃を乱射、更に家屋に火を放って逃走する事件が発生し、70台の老夫婦及び35歳の男性が死亡、1人が重傷を負いました。 死亡した35歳の男性は重傷を負った実母と共に放火された家屋から逃げ出したところで銃撃を受けたようです。 また、ほぼ同時刻に同県ノーン・ヂック郡内で学校が放火されるという事件も発生しています。 一方、ヤッラー県バーンナンサター郡内で一味による軍事訓練が行われていると情報筋が報告していると伝えられている事に関して、陸軍司令長官のソンティ・ブンヤラットグリン大将は、住民、地域、一味の動向の密着監視を原則に対策にあたっているが、依然当局側の目が届かない地域が一部で存在している事を認める発言をしていました。
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