年下の従兄弟で前政府秘書官のブワンサック・ウワンナノー氏辞任後、にわかに辞職の噂が広がっていた暫定副首相のウィサヌ・クルゥアンガーム氏が22日午前、タクシン暫定首相に対して辞任届を提出し、今月いっぱいを持って正式に副首相を辞任する事になりました。 タクシン暫定首相の慰留は無かった模様。 辞任理由に関してウィサヌ氏側は、対立とは一切関係なく、現在の政治情勢を勘案した上で再度教職に戻る事が適切であると判断したからであるとし、また辞職後は政治の世界とは関わる予定は無いと発言しているようです。 また、辞職を決断させた"政治情勢"に関しては、直接的な回答を避けた上で、現在は暫定副首相として残された任務を片付けることが先決であると語っていました。 ウィサヌ・クルゥアンガーム氏は、第一次タクシン政権に法律担当副首相として迎え入れられる迄は、チャーチャイ・チュンハワン首相以来7代の歴代首相に仕えた内閣秘書官として知られていました。尚、ウィサヌ氏は非タイ・ラック・タイ党党員。 一方、ウィサヌ氏及びブワンサック氏何れも、汚職まみれの現政権に嫌気がさし、政界が浄化されるのを待つために辞任した(アピシット民主党党首等)と指摘されている事に関しては、ウィサヌ氏は一切関係無いと語っていました。
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