ナラーティワート県ヂョアイローン郡の警察当局は21日、29歳の男2人をヂョアイローンン郡の郡庁舎前に爆発物を仕掛けた容疑で逮捕しました。 逮捕された2人は、身分証明書の発行を申請すると騙して郡庁舎の検問を通過した後に時限発火式の爆発物を仕掛け、何食わぬ顔で一端は現場を離れたいたようですが、その後爆破の成果を見るために現場に戻ってきたところでご用になったようです。 尚、仕掛けられた爆発物は2人が現場に戻ってくる前に当局側に発見され安全処理されていました。 一方、ナラーティワート県内では21日14時頃にスンガイ・ゴーロック郡内で携帯電話店オーナーの31歳の仏教系住民女性がバイクに乗った二人組の銃撃を受け重傷を負うという事件が発生していますが、一連の不穏な動きとの関係に関しては不明なようです。 重傷を負った女性は妊娠8ヶ月だったようです。 また、20日21時過ぎ頃には、同県県都内でタムボン行政機構評議員の40歳の男性がバイクで走行中に、バイクに乗った二人組に銃撃され死亡するという事件が発生しています。 一方、ヤッラー県ベートン郡内では21日4時頃に47歳の仏教系住民の家屋が何者かにより放火され全焼するという事件が発生しました。 警察側は、個人的な係争の線が濃いとしているものの、一味側が県内のバンナンサター郡やグロンピナン郡内で大量にガソリンを仕入れていとの情報があることから一連の不穏な動きの線も捨てきれないとしています。
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