各報道によると、21日午前、19歳の女性がチュムポン県トゥンタゴー郡の警察署を訪れ、前日深夜に乗車したタイ国鉄の列車の車内で男から現金2,500バーツや携帯電話、ジャケット等総額1万5,000バーツ相当を強奪されたと訴えた。
女性によると、病気で入院中の父親の見舞いの為にチュムポン県ランスワン郡を訪れた後にチョンブリー県内にある自宅に向かうために22:30頃にバンコクのトンブリー行きの列車に乗ったところ、出発後暫くして身長165センチから170センチ位の色黒の太った男に刃物を首に突きつけられると共に声を出すことが出来ないように首を絞められながら車両の後部に無理矢理連れてこられ、次の駅で一緒に降りるよう強要されたが、駅に着いた際に抵抗したため男と一緒に駅に降りる事を免れたが、その際に現金等を強奪されたという。
女性によると、列車に乗車した当時車両内には自分と襲ってきた男の2人しか乗っておらず、また連結している隣の車両には男性1人が乗車していたが、男から襲われた際に助けを求めるシグナルを男性に向けて送っていたが男性が立ち上がり助けに入る事は無かったという。
また、女性が乗車した列車はタイ国鉄労働組合のストライキの影響で鉄道警察官が乗車任務に就いていない状態で運行されていたという。
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