民主主義市民連合系の新政治党は6日開かれた党総会の席上でソンティ・リムトーングン氏を党首に選出した。
党首選出に当たり当初ソンティ氏の他にヂャムローン・シームァン少将、パトムポン・ガセーンラスック大将(元国軍本部最高顧問)、サプラン・ガラヤーナミット大将(元陸軍副司令官)が党首候補にあがったが、ソンティ氏を除く3名が何れも党員では無い事から党首就任資格が無いと判断され、更にソムサック・ゴーサイスック氏及びスリヤサイ・ガタシラー氏の2名が党首候補としてあがったが、何れも党首指名を辞退した為、最終的にソンティ氏単独で信任投票という形で投票が行われ、1,741票が支持し、61票が棄権、73票が無効という結果になった
党総会開催前に、会場近くの建設作業員宿舎から火災が発生し、一時周辺が騒然とする事態になったが、出席者が助け合って消火活動に当たり大事に至ることなく火災が消し止められるという場面も見られた。警察側は、建設作業員のたばこの投げ捨て等による火の不始末が火災の原因となったとの見方を示している。
また、前日にはソンティ氏系のテレビ局ASTVの塀の脇に爆発物が仕掛けられているのが発見され、回収処理が行われていた。
タイの地元新聞を読む