18日9:30頃、ナラーティワート県ヂョアイローン郡内の鉄道駅付近に仕掛けられていた爆発物が、警戒作業にあたっている当局関係者22人を乗せた車輌3台の通過にあわせ爆発し、初期報道段階で当局関係者4人及び住民2人が負傷を負うという事件が発生しています。 使用された爆発物は携帯電話を使用した遠隔起爆式と見られているようです。 また、同県県都内では10時過ぎ頃、元同県行政機構評議会議長の48歳の男性が人数不明の一味の銃撃を受け死亡するという事件が発生しています。 死亡した男性は、地元では有力なタイ・ラック・タイ党の票の取りまとめ役として知られていたようです。 一方パッターニー県内では、18日18:30頃メーラーン郡内でバイク二台に分乗して現れた4人組が、自宅前で談笑中だった仏教系住民に向け銃をを乱射し、60歳の女性が死亡し、隣家の60歳の女性及び17歳の男性が負傷を負うという事件が発生しています。 (タイ時間 11:25掲載 22:00最終更新)
【南部情勢の最新記事】
パッターニーの結婚式会場で発砲、新郎の父...パッターニーで銃撃戦、分離主義組織関係者...新興分離主義組織幹部を逮捕、パッターニー...ナラーティワートで金行店主が射殺、貴金属...仏教徒の男性が射殺された上で車もろとも火...タイの地元新聞を読む