イスラム教議員会派のワーダ会派や元プゥア・ペーンディン党ワッタナー会派系議員が中心になって結党が進められているマートゥプーム党は17日、先に政界に進出する意向を表明した元国家安全保障評議会議長のソンティ・ブンヤラッガリン大将に対して再度党首への就任を要請する方針である事を明らかにした。
先に同党は、ソンティ大将が党最高顧問への就任を快諾したと発表していたが、ソンティ大将側は同党のセミナーに参加する事はあっても、最高顧問への就任に関しては事実関係の確認を避けていた。
マトゥプーム党最高顧問のマン・パタノータイ氏(元副首相兼情報通信技術大臣)は、これまでにソンティ大将から好感触を得られている事を明らかにした上で、ラマダン明け後に正式にソンティ大将に対して党首への就任を要請する方針である事を明らかにした。
また、クーデターの首謀者であるソンティ氏の党首就任により党イメージが傷つけられると指摘されている事に関しては、批判は普通に起こることで特に気にかけていないとした。
マン氏によると、ソンティ大将とは別に元首相のチャワリット・ヨンヂャイユット大将に対して党最高顧問への就任を要請する考えもあるという。
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