タクシン首相は本日夕方、急遽国王陛下に拝謁する為にホワヒンに向かいました。
今回の拝謁の目的に関してタクシン首相は具体的なコメントを避けているようですが、下院議会解散の報告及び選挙期間中の暫定内閣の陣容に関する説明若しくは大臣を辞職したウライワン、ソラアット両氏の後任人事に関する報告の何れかが行われものとの憶測が飛び交っているようです。
尚、仮に内閣改造の報告だった場合は、先に情報通信技術大臣を辞職したソラアット・グリンプラトゥン氏を再度情報通信技術大臣に据え、また大物マフィアの息子としても知られるソンタヤー・クンプルゥム氏を文化大臣に据える人事が報告されるものと見られているようです。
また、タクシン首相は今回の訪問に先立って、解散の可能性を強く示唆する発言を繰り返していました。
タクシン首相が王室に対して拝謁の許可を申請したという情報は本日朝の時点で王室筋からもたらされ、その後官邸筋が一端はそれを否定するという経緯を辿っていました。
(タイ時間 17:30掲載)
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