選挙委員会のワーサナー委員長は8日、タイ・ラック・タイ党による小政党買収疑に絡んでタイ・ラック・タイ党に対する処分を保留したのは、買収された事を証明する明確な証拠があった小政党に対して、タイ・ラック・タイ党が買収に関与した事を証明する明確な証拠が無かったため、処分に関する判断を保留した状態で検事総局に解党処分の是非の伺いを立てざるを得なかったと釈明しました。 これは、既に買収されたとされる二つの小政党に対しては解党処分が適切であると判断する一方で、タイ・ラック・タイ党に対しては解党処分に関する判断を保留した状態で検事総局に判断を仰ぐ手続きを行った選挙委員会側の対応に批判が噴出している事を受けた発言。 尚、検事総局のアタポン報道官は8日、解党処分に関する判断を保留した状態で判断伺いの為に報告書を検事総局に回送した選挙委員会側の対応に関する正当性及びタイ・ラック・タイ党に対する解党処分の是非に関する検事総局側の判断を16日に発表する方針を明らかにしていました。
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