4日16:00過ぎまでに確認できた各報道によると、同日14:30前、スラーッターニー県のサムイ島にあるサムイ空港内でバンコク・エアウェイPG266便(ATR-72、乗員乗客72人)が、着陸中に折からの豪雨によるものと見られるスリップによるオーバーラン事故を引き起こしパイロットが死亡するという事故が発生した。
尚、初期報道段階では管制塔に衝突したとの報道も見られたがタイ航空通信社関係者は、15:00過ぎまでに各メディアの取材に対して管制塔への衝突は無かったと語り報道を否定しているという。但し、その後も管制塔に衝突したと報じ続けているメディアもあり、またネーション系の英語報道は最新の報道の中で旧管制塔に衝突したと報じている。
人的被害状況に関しては初期報道段階では10人前後が死亡したとの報道も見られたが、最新の報道ではパイロットが死亡し、乗客68人の内10人前後の負傷が確認されたが何れも軽傷であると報じられている。
しかし、プーヂャッカーン紙が16:30に配信した速報は、23人が重傷を負ったほか、子供1人、大人1人の計2人が依然機内に閉じ込められており安否の確認が取れていないと報じている。
この事故発生を受けバンコク・エアウェイ社は本社内に事故対策本部を設置し電話番号02-265-8777で緊急の問い合わせに応じている。
また、この事故を受けタイ国際航空はTG287便及びTG288便の運休を決定した。
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