民主主義市民連合幹部のソンティ・リムトーングン氏は24日開かれた193日間に渡る集会活動開始から一周年を記念したセミナーの席上で、党結党への支持を訴えた。
ソンティ氏によると、連合が結党を目指している政党は、既存の政党のような仲間内支配が存在しない5幹部が規則の司どりに徹するホームレス政党に類似したもので、真摯に国民の声に耳を傾ける事を基本に置くと共に党幹部には擁立候補を決する権限が無く、また資本家によるポスト要求を防止する為に党所属下院議員の入閣を厳格に禁止する事を基本方針に据える考えだという。
また、ソンティ氏は、自らが党首に就任する事に合意しているとされている事に関しては、新党の党首及び党幹部は連合の組織員によって決められることになっており、連合の幹部間で党幹部を指名する方針は無いとした。
尚、党結党の是非に関しては25日に予定されている全国代表者会議の席上で決せられる見通しになっており、また、仮に政党を結党する場合は、国民への知識普及を期した財団を同時に設立する考えだという。
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