20日午前、INN電及びプーヂャッカーン紙の速報が、プゥア・タイ党筋の情報としてタクシン元首相がナコンラーチャシーマー県選出下院議員のソムチャーイ・ペートプラスゥト警察中佐に対して辞意を表明している現党首のヨンユット・ウィチャイディット氏の後任として党首に就任するよう要請したと報じた。
ソムチャーイ警察中佐が長年タクシン元首相の側近として務めてきた事を党首就任要請理由にあげている。
ソムチャーイ警察中佐に関しては、予てからタクシン元首相から党首就任の要請を受けていたとの憶測が飛び交っていたが、19日時点では本人及びプロームパン党報道官何れもデマでしか無いと語り憶測を否定していた。
一方、次期党首候補としてあがっているアピワン・ウィリヤチャイ大佐に関しては国王の認証事項である野党首班に就任する為には現職の下院第二副議長職を辞任しなければならないことから選出される可能性は低く、また、チャルゥム・ユーバムルン警察大尉及びミンクワン・セーンスワン氏に関しては自ら党首推薦を辞退、チャイヤシット・チンナワット大将及びオーラーン・チャイヤプラワット氏に関しては下院議員でないことから既に候補から外れている状態にあるという。
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