民主党のテープタイ党首付報道官は8日、内務省の敷地内で反独裁民主主義同盟のデモ隊が首相専用車を襲撃した当時、車内にはアピシット首相はいなかったとする同盟側の主張は、10日に計画されている集会の人集めの為の詭弁であると指摘した。
この発言は、同盟幹部のヂャトゥポン・プロームパン氏が7日に、内務省内で発生した同盟のデモ隊による首相専用車襲撃は、同盟弾圧の為の大義名分作りの為に政府側が仕掛けたやらせであったと指摘した上で、その証拠として当時車内にアピシット首相やステープ副首相が乗っていなかったこと、更に警察側が襲撃に関与した容疑で逮捕状を取得した20人以上のデモ隊の内半数が赤服を着込んだ軍関係者だった事をあげた事を受けたもので、ヂャトゥポン氏によると10日にバンコクのドーンムァン区内にあるファイキヤオ寺の敷地内で開催される集会の際に具体的な証拠を提示する予定だという。
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