ラーチャブリー県第一選挙区選出元下院議員のゴープグン・ナポームロップディー女史襲撃殺人事件に絡んで、再度首謀者説が浮上している同県選出元上院議員のナピントン・シーサンパーン氏は1日、あらためて事件との関与を否定しました。 発言の中でナピントン氏は、逮捕された4人の容疑者の内2人が自身が事実上のオーナーである市場の関係者である事は認めたものの、殺害されたゴープグン女史との間に新市場を巡った利権の対立があったという話は知らなかったとした上で、あらためて自身は一切関与していないと主張していました。 また、容疑者の1人だったサンガット・ムプペーン氏が逮捕される直前に服毒自殺した事に対して、口封じの為に殺害されたとの疑惑が持ち上がっている事に関しては、サンガット氏が事件に関与していたという事を知りショックを受けたとした上で、自分が疑われるような遺書をわざわざ書かせて殺害するような事をするような者はいないと語り、疑惑を否定していました。 サンガット氏の遺書の中には、自分がゴープグン女史を殺害した実行犯であることを認め、更にこの殺害に関してナピントン氏は一切関知していないとした上で、ナピントン氏に対して残された家族の面倒を見てくれるよう要請する記述がされていたことから、首謀者若しくは関係者により遺書を書くよう強要された上で毒を盛られ殺害されたとの疑惑が浮上していました。 一方、1日昼前頃に、サンガット氏の夫人が首を吊って自殺した、若しくは自殺しようとしたところで隣人に発見され未遂に終わったとの情報が駆けめぐり、マスコミ側が混乱したようですが、最終的にデマ情報だった事が明らかになっています。
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