25日夕方からバンコクのサナームルワンで非常事態宣言解除後初の大規模集会を開催した反独裁民主主義同盟は、今後ウドンターニー県やラーチャブリー県、チェンマイ県等で集会を開催し後に5月中頃にナコン・シー・タンマラート県やパタルン県等の南部で集会を開催し、その後5月の流血事件が発生した5月17日から20日にかけて再度大規模集会をバンコクで開催する方針である事を明らかにした。
タクシン元首相の電話出演は、連絡を取ることかできなかったとして取りやめになった。尚、先に電話出演が予告されていたアメリカ在住の者はシカゴ在住のウェーン・トーヂラーガーン氏の息子のサラックタム氏だった模様。
各メディアの報道によると、5,000人前後が集会に参加したものと見られる。
また、事実上今回の集会を取り仕切った同盟第二幹部団のソムヨット・プルゥクサーガセームスック氏は政府に対して、赤服軍団の活動に対する脅迫行為をやめ民主主義の創成に努める事、国家規範を脅かす二重基準の中止、全ての層を平等に扱うこと、Dステーションや地方のコミュニティーラジオ局から押収した放送用機器の返還を要求した。
一方、ウドンターニー県内で開催された赤服軍団の集会では、当初主催者のクワンチャイ・プライパナー氏が政治的な主張から離れ主に8日から14日までバンコクで開催されたデモに参加した者からの排除行動時の体験談や当局側からの暴力等に関する報告を中心に行う方針である事を明らかにしていたが、、その後の報道によると、プゥア・タイ党所属のトーンディー・マニッサーン氏の演説も行われていた模様。
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