タクシン元首相が政治活動の拠点として使用していたとされるアラブ首長国連邦との間で国際犯罪人引き渡し条約の締結に向けた交渉に当たっていたアロンゴン副商務大臣は23日、近日中に同国との間で条約の締結にこぎ着ける見通しである事を明らかにした。
一方、アロンゴン副商務大臣とと共に条約締結に向けた交渉に当たっていたパニット外務大臣補佐は23日朝ネーション・チャンネルの取材に対して、タクシン元首相が3月27日にアラブ首長国連合に入国し、その後タイ当局側からの働きかけを受けたアラブ首長国連邦当局側がタクシン元首相に対して政治活動の為の拠点として同国を使用する事は好ましくないとして出国を勧告した事を受け20日までに第三国に向け出国した事が確認できている事を明らかにした。アラブ首長国連邦側からタイ当局に対して、政治活動目的での同元首相の再入国を拒否する意向が伝えられているという。
尚、出国先がニカラグアなのかは判明していないという。
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