反独裁民主主義同盟第二幹部団のソムヨット・プルゥクサーガセームスック氏及びサンスゥン・シーウンルゥアン氏は20日、政府による非常事態宣言発令に抗議する為に25日に発令対象地区外のサムットサーコン県内で大規模集会を開催する方針を明らかにした。
両名によると、23日には13日にバンコクのディンデーン交差点で行われた制圧行動により死亡したと思われる同盟関係者の為のタンブン儀式を行い、25日のサムットサーコン県内で開かれる大規模集会を皮切りに、地元幹部が30日に集会開催を計画しているナコンラーチャシーマー県を初めとする10県内で集会を巡回開催した後にバンコクで大規模集会を開催する方針だという。
また、両名は12日から14日にかけて行われた同盟の活動によりバンコクの住民に迷惑をかけた事に対して遺憾の意を表明すると共にこれを反省点として活動方針の見直しを行う考えを明らかにしたが、デモ隊の一部が暴徒化した事に関しては、当局側の過剰対応が暴徒化させる原因となったと指摘すると共にバスの強奪や放火に関しては一切関知していないと主張した。
両名によると、バスの強奪や放火に関しては、1992年5月動乱の時にタイヤを燃やすなどの行動に出た扇動行動を熟知しているパンロップ・ピンマニー大将に聞くべき問題なのだという。
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