警察当局は16日午前、チェンマイ県県都内にあるグランド・ワローロット・ホテル内にある赤服軍団ラック・チェンマイ51系のコミュニティーラジオ局及びウドンターニー県県都内にある赤服軍団コン・ラック・ウドン系のコミュニティー・ラジオ局の二局に対して閉鎖措置を講じた。
閉鎖措置が講じられた二局は、それぞれ赤服軍団の中で強硬派として知られるペーチャラワート・ワタナポンシリグン氏及びクワンチャイ・プライパナー氏が経営する局として知られている。
プーヂャッカーン紙の速報は、同日昼前現在コン・ラック・ウドン系のラジオ局は音楽のみを流しており、また代表のクワンチャイ氏の携帯電話が繋がらなくなっていることから、赤服軍団の幹部として逮捕される事を恐れ逃走している可能性があると報じた。
一方、バンコクでは16日12:00頃、警察がインペリアル・ラートプラーオ内にある反独裁民主主義同盟系テレビ局D-Stationの家宅捜索に乗り出そうとしたが、同局の職員が局内にいなかった事、また同局が賃貸契約に基づきフロアーを使用している事から、各メディアの報道時点では家宅捜索は行われていない。
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