北部8県内の民主主義市民連合傘下団体は29日、30日に警察に出頭する連合幹部等21人を激励する為に1,000人以上の団体関係者は30日未明にバンコクに向け移動を開始する事を明らかにした。
連合幹部等21人は国会ビル封鎖に絡んで警察が発行した出頭令状に基づき30日に警察に出頭する方針を明らかにしていた。内、先に首都圏警察本部のアムヌアイ副本部長が、既に首相官邸占拠に結びついた大規模行動に絡んで逮捕状が執行されているヂャムローン・シームゥアン少将や国会ビルの封鎖に関与していないガシット外務大臣に対する出頭令状の発行を見合わせていた事を明らかにしていた。
尚、団体側は、今回のバンコク行きは出頭する幹部の激励だけを目的としており、現在首相官邸前で座り込み集会活動を展開している赤服軍団と対峙する方針は無いという。
一方、赤服軍団を率いる反独裁民主主義同盟幹部のナタウット・サイグゥア氏は29日、連合幹部等の国家警察本部が指定した警察クラブへの出頭にあわせた活動を展開する方針が無いことを確認した。
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