26日13:00前、バンコクのサナームルワンに集合していた反独裁民主主義同盟のデモ隊が首相官邸に向け移動を開始し、同日13:30頃までに首相官邸脇のサマイマルチェート橋側に到達した模様。
途中でマカワーンランサン橋周辺等で待機していたデモ隊と合流し同日14:00前現在2万人前後にまでデモ隊がふくれあがっているものと見られる。
首相官邸前の路上にバリケード用に積み上げられている貨物用コンテナー対策の為にクレーン車を投入して移動を行っているという。
また、2月24日の首相官邸包囲行動の際に比してデモ隊の警戒にあたる当局関係者の人数が少ないと指摘する報道もある。
出発に先立ち幹部のヂャトゥポン・プロームパン氏は、少なくとも一ヶ月以上は官邸前で座り込み活動を継続する見通しである事を明らかにした上で、既に一年に渡る座り込みも覚悟している事を明らかにしていた。
また、26日19:30頃からタクシン元首相がビデオリンクを使用して電話演説を行いクーデターの背後関係に関する真相を明らかにする予定である事を明らかにしている。
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