28日6時過ぎ、ナラーティワート県ランゲ郡内でバイクに乗った二人組が、ゴム液の採取作業に向かうためにバイクの二人乗りで路上を走行中だった37歳と34歳のイスラム系住民夫婦を銃撃し、夫を死亡させ、妻に重傷を負わせた上で、二人が乗っていたバイクを盗み逃走するという事件が発生しました。 また、同じく28日6時過ぎ、ヤッラー県ラーマン郡内のモスク前の路上でナラーティワート県ルーソ郡内在住の29歳のイスラム系住民男性がゴム液の採取作業に向かうためにバイクで走行中に、バイクに乗った二人組に銃撃され重傷を負うという事件も発生しています。 更に、同日ヤッラー県ラーマン郡内で長年に渡りイスラム系住民を殺害したり誘拐してきた当局側を非難するビラが張り出されているのが確認されているようです。 一方、28日8時過ぎにはヤッラー県ベートン郡内にある生ゴムの燻煙場から火災が発生し全焼させる事件が発生しているようですが、こちらの方に関しては警察側は従業員の不注意による出火の可能性が高く、一連の不穏な動きとは無関係との見方を示しているようです。
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