タイ・ラック・タイ党のヂャトゥポン副報道官は27日、元上院議員のソーポン・スパーポン氏(バンコク)が同党党首のタクシン・チンナワット警察中佐が二度と政界入りできなくなるような秘密情報があると発言している事に対して、あたかもソーポン氏がバーン・ヂャーク社の経営者として使ったインチキな投資呼び込み手法と同様に、ブラック・メールを使って党側を脅迫し己の名声を高めようとしているような行為であると非難しました。 この発言は、ソーポン氏が26日に、先の定例閣議の席上でタクシン暫定首相が、フィンランド宣言の存在を暴露したのは、ソーポン氏が嘗て要求していた10億バーツ規模の地方開発基金向け資金の供出を断られた事に対する復讐であると語っていたとされている事に対して、全てタクシン暫定首相の作り話であると非難した上で、今後もタクシン暫定首相が中傷発言を続けるのであれば、約4年前にタクシン暫定首相の依頼でアレンジした長老社会批評家のプラウェート・ワシー氏との会談の際に語られたフィンランドに於ける"謀議"に絡む二つの秘密を暴露する用意がある。もし暴露すればタクシン暫定首相は二度と政治の世界に足を踏み入れる事が出来なくなるだろうと発言していた事を受けたもの。 またソーポン氏は、エラワン廟破壊事件が、タクシン暫定首相がクメールの占い師の薦めに基づいて配下に命じてやらせた犯行だったとの噂を流布した張本人であると指摘されている事に関しても否定していたようです。
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