タイランド通信  >  地元新聞を読む  >  タイ通【 政治経済 】カテゴリニュース  >  元首相、暗殺計画の存在を裏付けるテープがある事を明らかに

文字サイズ変更「」「

Y
から検索 から検索
タイ通ニューストピック
タイ通【 政治経済 】
投稿日時: 2009-03-07 12:14 2009-03-07 10:14

タグ: [ バンコク ] [ 地元新聞 ] [ 市民集会 ]

元首相、暗殺計画の存在を裏付けるテープがある事を明らかに

 タクシン元首相はタイム誌とのインタビューの中で、自らが首相だった時代にスクムウィット通りにある住宅内で行われた、暗殺ないしは裁判を通して自分を権力の座から引きずり下ろす事を企図した謀議の模様を記録したテープを所持している事を明らかにした。

 このテープは、謀議の参加者からもたらされたものだというが、公開する可能性に関しては国内対立の激化を招くおそれがあることから慎重に対応する必要があると語り、明確にしなかった。

 また、タクシン元首相はインタビューの中で、政治的な報復に晒されていること、及び民主主義再生の為に復帰して欲しいとの声がある事を理由にあげ、あらためて政界からの引退を撤回した事を確認した上で、国内対立を解消する為に必要であるとの声があれば何時でも帰国する用意がある。仮にアピシット首相が対立を解消する事ができ、国民から支持を得られるのであれば、それはそれで構わないと語った。

 しかし、民主主義市民連合の後押しで軍により送り込まれたアピシット首相に政治対立問題の解消は不可能であると指摘する事は忘れなかった。

 一方、アピシット首相が各国にタクシン元首相の強制送還に向けた協力を要請している事に関しては、仮にアピシット首相が民主主義を信奉しているのであれば、実権を掌握し自分と敵対している人物を判事に据えた上で下された判決に基づいて実刑が下された自分に対してその様な動きをとる事はあり得ないと指摘した上で、これは明らかな政治的な動きであると指摘した。

 また、民主主義市民連合による2空港占拠に関しては、政府の指示に対して軍側が動かなかったことからも、この動きが軍による静かなクーデターであった事は明白であると指摘した上で、関与した者は法に基づき処罰されるべきであると指摘した。
タイの地元新聞を読む
関連ニュース

このニュースを読んだ人は、こんなニュースを読んでいます
  • 現在、集計中です。

タイ通新着ニュース【 地元新聞総合 】

【PR】  タイ株ポータルサイト  「タイ株銘柄情報」や「証券口座比較」はここ

タイ通カテゴリ別新着ニュース【 写真 】

ニュースアーカイブ

タイ通の過去のニュースは、アーカイブページにて、
日付やタイ通カテゴリを選択して閲覧いただけます。

VJCZ v~AN[|TCgDeePon
おすすめキーワード

[↑]トップへ戻る