25日6時頃、ナラーティワート県インゴー郡内の路上で、同県県都内在住の25歳のイスラム系住民男性が喉元を深く切られ、更に頭部や顔面に複数の切り傷を負い虫の息で横たわっているのが発見されました。 搬送先の病院で死亡が確認された男性は約1ヶ月前に家出をして以来消息不明になっていたことから、警察側は男性が一連の不穏な動きに関係する一味に属していたが、何らかの理由で口封じの為に殺害されたのではないかとの見方を示しているようです。 一方、ヤッラー県ベートン郡内では25日8時頃に、郡役場の入り口にある検問所付近に時限発火式の爆発物が発見され、安全処理が行われています。また、同所付近で模造爆弾2発も発見されていたようです。 また、同じくヤッラー県バンナンサター郡内で教師の警護にあたる当局関係者5人を乗せた小型トラックを狙って、路上脇に潜んでいた人数不明の一味が銃を乱射し約10分間に渡って銃撃戦を展開し逃走する事件が発生しましたが、幸い当局側に人的な被害は出ていないようです。
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