最も深刻な水害被害を被ったウタラディット県内では25日朝までに37人の死亡、47人の負傷が確認され、また崖・土砂崩れ等に阻まれ依然救援部隊が到着していない影響で300人以上(報道により200人以上)が行方不明になっていると見られているようです。 また、一部報道によると山間部にある複数の貯水池が崩壊した事が更に被害を深刻化する要因になったと見られているようです。 一方、バンコク - チァン・マイ間の運行を無期限休止しているタイ国鉄は25日朝、チァン・マイ - デーンチャイ(プレー県)間の運行を再開させています。 尚、デーンチャイから先、ウタラディット、ナコンサワン、バンコク方面は別途国鉄側が用意したバスで移動する形をとっているようです。 一方、バンコクのアピラック都知事は、4日以内に北部洪水の影響で都内の河川の水位が危険水位まで上昇する恐れがあると予想さていることに対して、既に万全の体制を整えている事を明らかにしていました。 また、スコータイ県内では国道101号線(シーサッチャナライ - デーンチャイ)が約50メートルに渡る土砂崩れの影響で通行不能になっているようです。 (タイ時間 13:40掲載 18:30追記)
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