現在都内サナーム・ルワンで開催中の集会に参加する為に、農村部でよく見かける軽エンジンを使用した農産物搬送車で大規模な隊列を組んでバンコク方面へ移動しているある集団によると、この移動のために隊列全体にガソリン代として100万バーツ、また移動に参加している住民には一人あたり一日1,000バーツの日当が支払われているんだそうな。
また、住民の中には、とりまとめ役に100バーツピンハネされ900バーツが日当として支給されている者もいるようですが、いずれにしても一日100バーツ程度しか稼ぐことが出来ない農村部の住民達は、食事代まで節約できて高額な日当がはいると大喜びなんだそうです。
因みに、この隊列は国政レベルの政治家から指示を受けた地方の政治家や県行政機構の評議員が組織したもので、移動中にこの地方政治家や行政機構評議員等が食料や飲料水を配って回り一生懸命住民達の機嫌をとっている姿も目撃されていたようです。
一方、都内では、タクシン首相の私邸に近いヂャランサニットウォン33通り沿いの住民に対して800バーツ、バーンコーク・ノーイ郵便局周辺の住民には300バーツ、ロータス・エカマイ店付近のバイタク運転手には1,000バーツ、クローンタン区内のスラム内の住民には200バーツで集会への参加を呼びかける動きも見られたようです。(何となくタイ・ラック・タイ党の選民指向が金額に反映されているような気がしないでもないですね)
スラナン首相府大臣によると、18時時点で既に20万人がサナーム・ルワンに集まっていることになっているようです。
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