チャート・タイ党のウィラサック副党首は21日、先にタクシン暫定首相が現場復帰宣言をした事に関して、あらためて暫定首相は一時引退を貫徹するべきであるとの党の主張を再確認した上で、タクシン暫定首相は下院解散前の政府の政策が関係する経済問題を中心とした国家問題の解決の為の暫定政府のリーダーという立場に徹するべきであると指摘しました。 また、この機会を利用し経済政策の基本を国王陛下が提唱する適度な経済思想に基本を置いた政策に切り替え、更に通商・政治の独占の解消、汚職問題の解決に取り組むことが望ましいと指摘しました。 一方、チットチャイ暫定副首相は21日、民主主義市民連合側がタクシン暫定首相の現場復帰は政治の空白期という機会を捉え己のイメージの向上を狙った行動と非難している事に対して、何故国家の問題を解決する為の復帰であると建設的に物事を捉えることが出来ないのかと不快感を示した上で、国民に対して政治の空白が長引くと言うことは、それだけ国家の損害が山積するという事を理解して欲しいと訴えていました。
【解散・選挙の最新記事】
新空港調査委、スワンナプーム新国際空港の...ドーン・ムァンが利権の温床になる・・・と...タイ・ラック・タイ党の元候補が前選挙委員...タイでは表現の自由が保障されている・・・...新選挙委員長、本腰を入れて政治改革に取り...タイの地元新聞を読む