21日15時前、先に学校包囲・人質教師暴行事件が発生したナラーティワート県ランゲ郡内で、ゴム農園内での作業の為にバイクで向かっていた老夫婦(何れも69)が、バイクに乗った二人組に銃撃を受け夫が死亡し、夫人が重傷を負うという事件が発生しました。 老夫婦の息子は同郡ボーンゴー地区内にある学校の校長で、また事件が発生したタンヨンリモー地区では昨年海軍関係者2人が惨殺される事件が発生していました。 また、21日朝7時頃には、パッターニー県マーヨー郡内で33歳のゴムの木の仲買人の男性が、朝食を食べに向かうためにバイクで路上を走行中に、後ろから追い越してきたバイクに乗った男に銃撃され死亡するという事故が発生しました。 死亡した男性は、イスラム教徒で、また村自警組織に所属していたようです。 更に、昼過ぎにはヤッラー県バンナンサター郡内で52歳のイスラム系住民男性がバイクで走行中に、バイクに乗った二人組に銃撃され死亡するという事件が発生しています。
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