26日6:00頃、民主主義市民連合により封鎖され運用不能状態に陥っているスワンナプーム国際空港の出国階側で数発の銃声が聞かれ、初期報道段階で連合の自警組織員2人が負傷を負った模様。特務警察官が発砲したとの報もある。
また、連合のデモ隊に物資を運ぶために走行中だったトラックが銃撃を受けたとの報もあある。
一方、バンコク都心部では26日2:00頃、ラーマ5世通りのドゥシット橋で爆発が発生したが、初期報道段階では人的な被害は確認されていない。
現場は首都圏警察本部ドゥシット署から50メートルと離れていない場所で、また初動捜査段階ではM26が使用されたと見られている。
更に、同日4:30頃、前日に連合と親政府派のタクシー運転手団体関係者との間で衝突が発生したバーン・スゥー区内のソーイ・ウィパワーディー3の入り口にある電話ボックス付近から爆発が発生し、初期報道段階で2人(3人とする報道も)が負傷を負った。
付近で警備に当たっていた男性は、トールウェー上から爆発物が投げ込まれると共に反対車線側のソーイ19から数発の銃声が聞かれたと証言しているという。
当時、多くの親政府派のタクシー運転手が運転手団体主催のコミュニティー・ラジオ局を警備する為に現場周辺に集まっていた。
参考
前日に発生した衝突の際に連合の自警組織員が銃を発砲する模様を撮影したビデオ(TPBS)
http://www.matichon.co.th/khaosod/view_newsonline.php?newsid=TVRJeU56WXpPVEExTlE9PQ==
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