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タイ通【 政治経済 】
投稿日時: 2008-11-22 19:04 2008-11-22 17:04

タグ: [ バンコク ] [ 政治経済 ] [ 地元新聞 ]

知事選、民主がスクムポン氏擁立を決定 - ラーマ4世と5世のひ孫対決の可能性も

 民主党は22日、ラーマ5世のひ孫で、元外務副大臣のスクムポン・ボリパット氏(比例代表区選出下院議員)を来年1月に行われる見通しになっているバンコク知事選の党公認候補として擁立する方針を決定した。

 民主党側は最終的に、アピシット党首と同じオックスフォード大学出身組のスクムポン氏の他に、オックスフォード大学時代にアピシット党首と同期だったゴーン・ヂャティグワニット氏、元反タクシン派上院議員で前国家毀損行為調査特別委員会委員のゲーオサン・アティポーティ氏、元在ワシントン全権委任大使のガシット・ピロム氏の4名に絞り込み擁立候補の選定を勧めていたが、22日になって最有力候補の1人と見られていたゴーン氏が選挙区選出下院議員であるため、仮に知事選に出馬する事になると選挙で補欠選挙を行わなければならなくなるとの理由で公認指名を辞退していた。

 尚、ゲーオサン氏は、仮に民主党から公認が得られなかった場合でも知事選に出馬する意向を明らかにしていた。

 一方、パラン・プラチャーチョン党のバンコク選出下院議員グループは22日、依然グループに影響力を持っている元タイ・ラック・タイ党副党首のスダーラット・ゲーユラパン女史と相談した事を認めた上で、現在元タイ証券取引所会頭のギティラット・ナ・ラノーン氏やテレビキャスターやコメンテーターとして人気があるナタゴン・テーワクン氏等数人に絞り込み選定を進め25日に党公認の候補を決定できる見通しである事を明らかにした。
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