チャート・タイ党のニゴン副党首は15日、選挙委員会と旧野党三党を除く政党20党(19党との報道も)との間で10月22日にやり直し総選挙を行う方向で合意に至った事に支持を表明しました。 ニゴン氏は、国民が一丸となって国王陛下の戴冠60周年を祝う機会を与えるだけでなく、選挙の実施までに90日以上の日があくことから党を移籍したいと考えている者に移籍する機会を与え、更に国民に支持政党を見極める時間を充分に与えることから支持できるとの考えを示しました。 また、結局候補者資格欠格と判定されましたが上院選出馬の為に同党を離党していたチューウィット・ガモンウィシット氏の復党の可能性に関しては、党としては復党を歓迎するとの考えを示しました。 尚、先にバンハーン党首が帰って来いコールを送っていたチューウィット氏はチャルゥム・ユーバムルン警察大尉が結党した新党に合流するとか新党を結党するかという噂もあるようです。 また、タイ・ラック・タイ党内のソンタヤー・クゥンプルゥム氏を中心にしたチョンブリー・グループに所属する党員がチャート・タイ党に復党するという噂があることに関しては、単に噂に過ぎないとしたものの、グループ内のメンバーとは離党後も通常の関係を維持している事を明らかにしていました。 因みに、大臣経験もあるソンタヤー君のお父さんは、先に最高裁判所で開かれた欠席判決公判で実刑が確定しているタイを代表する大物マフィアのガムナン・ポことソムチャーイ・クゥンプルゥム氏なのですが、とりあえず法治国家の政治家としてカンボジアに逃走中とも言われるお父さんの帰国・収監を説得するのが先決ではないかと。ついでに、やはりマフィア系のネーウィン・チットチョープ氏(チャート・タイ党からタイ・ラック・タイ党への移籍組)の実兄もネーウィン氏が絡む事件を担当していた検事襲撃の首謀者として身柄を追われ、やはりカンボジア領内に潜伏中と言われていたりしてます。
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