7日6:00過ぎ、警察は国会ビル前を封鎖占拠している民主主義市民連合のデモ隊に向け数発の催涙弾を撃ち込んだ。
現場はピチャイ通り側で、後方から連合のデモ隊と睨み合いを展開していた国境警備警察隊側が強制排除行動に乗り出すために催涙弾を撃ち込んだと見られる。
このガス弾の撃ち込みにより連合のデモ隊の一部がアナンタサマコン・ホール方面やドゥシット動物園方面に待避したが、デモ隊を率いている幹部団は国会ビル前の演台から再度の催涙弾攻撃に備えるよう呼びかけると共にデモ隊の引き締めを図っている。
一部報道は、武装警察側が徐々に国会ビル前に向け歩を進めていると報じている。
これに先立ちソムチャーイ首相は、7日に予定されている施政方針演説国会を予定通り開催する方針を確認すると共に関係当局に対して"国会ビル内に通じる通路の確保"を命じた事を明らかにしていた。
国会ビル周辺
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